◆ 沿革
1965年2月、政治的背景をもたぬ、国民に親しみ易い日ソ親善を目的とした任意団体『日ソ交流協会』としてスタート、「在日ソ連人、来訪ソ連人と気楽に話し合える社交クラブ風の性格」を基調として長らく運営されてきました。この間、歴代の会長を徳川義親(尾張徳川家当主)、時子山常三郎(早稲田大学総長)、江守栄作(東京都アイスホッケー連盟会長)、加藤琢治(日魯漁業㈱社長)の各氏が務めた。
1991年12月のソ連邦解体による変化に対応して、1993年8月、『日ロ交流協会』と改称、伏見康治会長(日本学術会議会長、参議院議員)のもと、政治を超えた市民レベルの自主運営の友好親善団体として再出発。その後、西澤潤一会長(東北大学総長、首都大学東京学長)就任時の2000年8月17日、協会の過去35年の歴史と伝統を基盤として、将来への発展と開かれた事業活動の活性化に資するため、「NPO法(特定非営利活動促進法)」に拠る『特定非営利活動法人・日ロ交流協会』を設立。その後の会長に、大道寺小三郎氏(みちのく銀行会長)、有馬朗人氏(元東京大学総長、元文部大臣)が就任し、NPO法人として積極的な活動を続け、日ロ関係者・団体等から高い評価を得て2015年6月5日に創立50周年祝賀会を開催するに至っています。2020年有馬会長ご逝去にともない朝妻幸雄氏が会長に就任、同氏任期満了退任により2022年4月より服部文男氏が会長に就任しております。
◆ 事業の目的
この法人は日本とロシア(必要に応じてロシア以外の旧ソ連邦構成国を含む)両国市民の文化、芸術、学術、教育、産業、貿易、スポーツ等における交流を促進し、相互の理解、親善及び互恵をはかる事を目的としています。(定款第3条より)。
◆ 主な事業活動
・在日ロシア大使館、ロシア協力庁在日代表部との共催で日ロ合同新年会の開催
・日本文化交流団のロシアへの派遣
・日本文化(着物・いけばな・茶道・料理など)の紹介、講習
・日本人へのロシア語教育・ロシア語合宿、在日ロシア人等への日本語教育
・ロシアへの留学支援・渡航手続き
・ボリショイバレエ学校短期留学ツアーの企画
・ロシアに関わる懇話会、講演会、見学会、その他催事の開催、支援
・日ロ交流ツアーの開催
・ロシア民謡を楽しむ会の開催
・ディアナ号関連の催事開催、諸団体との連携
・協会広報紙「日ロ交流」「ロシアンティ」の発行、ホームページの発信
・ロシア語の翻訳・通訳者紹介
・会員相互の各種情報交換、紹介
・日ロ交流を目的とする諸団体や地域交流との連携